【リスクマネジメント】「新型コロナウイルス」の今、企業が行うリスクマネジメント

2020年4月時点では世界は「新型コロナウィルス」で大パニックの状態。企業にも大変な影響が出ています。

直近3か月の間に42%の中小企業が廃業の危機ともいわれております。
では、この状況下において企業はどのようにコロナウイルスによるリスクを管理し、立ち向かえば良いのでしょうか。

新型コロナウイルスにおける3つのポイント

  1. 国境を越えて国と国との信頼関係、グローバルガバナンスの課題
  2. 戦略的・事業的・財務的なレジリエンスに投資していくことによって、対応策や復興において有利な立場に立つことができる
  3. 現在の問題となっている社内外の脆弱性を増幅させる

中国中部の製造・輸送ハブで発生した新型コロナウイルスは、180各国以上に広がり、5月5日時点で感染者360万人、死者25万人を超えています。

今までのSARSとMERSといった世界的感染症は最終的には日本にはそこまでダメージはなく、収束していきましたが、新型コロナウイルスはとどまるところを知らず、いまだに拡大していています。

実際にコンサルをしているリスクと対応策

IT企業におけるリスクと対応策を検討していきたいと思います。

人材流出

  • 人事評価による社員の納得感を高め、評価基準の見直し・細分化を行う
  • 経営者、管理職が「自身の言葉」で社内に経営理念を伝え続ける、一体感を持って経営していく
  • 意見が言い易い環境作り、会社側が新型コロナウイルスに対する考え方を従業員に共有し続ける

競合他社の新製品の発売(市場が大きく変わるイノベーション)

  • 変化を読み取り、継続的な研究開発を実施
  • 社内での危機感の浸透し、日頃からの対策を検討し、ブランド戦略を打ち立てる
  • 業績悪化にも耐えられるように純資産の積み上げを行っておく

取引先の倒産

  • 雇用を守るために売り上げの確保が重要。その為にリモートワークを推奨し販管費を削減
  • 商社・他メーカーとの情報交換し営業の場を広げ、リモートワークに目を付けた事業展開

社内情報の流出・ハッキング

  • PCログ監視の実施
  • USBメモリ、ネットワークのログ監視、ファイアーウォールの強化
  • 社内イーラーニングにより社員のモラルの向上
  • 大量にPCを確保しリモート時のセキュリティレベル向上

5.まとめ

実際に行っているリスクと課題策を記載してみました。是非皆さんの職場でもリスクについて語り合い、先延ばしにせずに対策を実施し、この有事を乗り越えていきたいと思います。

世の中リスクで溢れている

今までも世の中には東大日本大震災、リーマンショック、数年毎にリスクが顕在化しており、経営者にとって、リスクを予測し、備える事は企業経営を行う上で非常に重要な事項となっております。

上記のグラフは日経平均株価のグラフに大きな変化を書き込んだものになりますが、様々な変動により、日本経済が大きく揺れているのが一目瞭然です。
会社のリスクを考えるのに、国内だけのリスクを想定していては、対応出来ないという事もお分かり頂けるかと思います。

新型コロナウイルスのように徐々に被害が拡大する危機的事象は、どのタイミングで、どのような追加的な措置を実行するのかマイルストーンを決めておくべきです。